伝えかた・話し方を学ぶ

私は日頃、子ども達に『伝える』仕事をしていますが、話すのは苦手です。
伝えたいことが分散してしまい、多くの情報を出しすぎて混乱させてしまうフシがあります。

そんな悩みもあり、表現の勉強を始めました。
その中に『伝えかた』講座もあったので、その内容のアウトプットとしてご説明させていただきます。

なぜ話すことにやり方があるのか

日頃使っている『言葉』
ついつい何も考えずに発信してしまっていませんか?
私は話すのが得意ではないため、話す際に緊張してしまい、つい、頭に浮かんだことから話してしまう傾向があります。

仕事など、テンプレート化されたパターンだと良いのですが、咄嗟に話す、アドリブで話すときはヒドイものです。
最近ではYoutubeで話していますが、それもついつい脱線してしまうことが多く、編集の際にカットすることも良くあります。

この『話す』という作業は、自分の気持ちや考えを正確に伝えるために、とても重要なことだと思うのです。

このスキルが身につくことで、仕事はもちろんの事、人間関係でも誤解の少ない関係が築け、生きやすい環境を整えることができる、と考えています。

相手に伝わりやすく話すには

5W1Hで目的を明確にしてみる

まず一番大切なのは『何を伝えたいか』を自身が明確に意識することです。
とくに女性は『話すこと』に意識が集中してしまい、『伝えること』が曖昧になってしまいがちです。

5W1Hという言葉を聞いたことがあると思いますが、これは
・なぜ ・何を ・どのように ・誰が ・いつ ・どこで
を意味した言葉です。

5W1Hの例文を考えてみる

例文:来週の日曜日、駅前の映画館に○○を観に、私と二人で行ってくれないかしら?
こういう何気ない会話も
・誰が(Who)私が
・いつ(When)来週の日曜日

・どこで(Where)駅前の映画館で
・何を(What)公開中の○○という映画を
・なぜ(Why)二人で見たいから
・どのように(How)あなたと行く
という内容をお願いする内容になっていますよね。

このような会話も、よく知った者同士では『次の日曜日○○観に行かない?』
で済まされますが、初めて一緒に出掛ける相手などでは伝わらないこともありますよね。

この会話ではどこへ、誰と(他にも行く人がいるのかとか)が伝わりにくくなっています。

なぜ伝えたいか?が入ると伝わりやすくなる

先ほどの例文は映画のお誘いでしたが、相手に話を聞いてもらいたいとき、考えを主張したいときは
『なぜ話したいのか』を付け加えることで相手に伝わりやすくなります。
状況だけではなく、『こうしたい』『こうしてもらいたい』など、自分の気持ちを付け加えてみましょう。

伝えたいこと、話したいことはまず文章化する

思いついたことはメモしてみよう

最近では『夢をかなえるノート』など、思考を文章にすると良い、ということがよく言われていますが、そのような大きな事例だけでなく、
日常の中でもメモ用紙、或いはスマホのメモなどでも良いので、言葉にして書き留めると良いと思います。

なぜなら文章化することで、風船に空気を入れると空気が風船になるように、形の無いものが形に変わります。

閃いたことというのは、自身の潜在意識からのメッセージとも言われますので、ぜひ書き留めてみてください。

話す順番をテンプレートにしてみよう

思いついたこと、伝えたいことをメモしたら、次は話す際の順番を決めてみましょう。

  1. 意見や希望を一番に言う
  2. なぜそうしたいのか、そう思うのかの理由を話す
  3. 簡単に例を挙げてみる
  4. 意見や希望をもう一度言う

この順番をテンプレート化して、こっそり練習してみるといいかもしれませんね。

まとめ:伝わりやすい話し方(書き方)

この学習の中で分かったことは、世の中の文章、テレビや動画サイトで話している方々には一定の法則があり、理論に基づいているということでした。

その道のプロやインフルエンサーなど、多くの人に支持されていることには必ず根拠があります。
その方法を普段の生活に取り入れることで、今よりも楽に生きられるようになるのであれば、是非真似してみたいものです。

今日は、伝わりやすい話し方、書き方には順番があり、5W1Hを明確にすることで誤解も減る、ということを学びました。

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